AM5:56 蒲郡ノ天気は、雪。雪降る日には、あの日のことを思い出します!
おはようございます、只今、AM5:56。蒲郡の天気は雪が降っています。寒いですね未来義塾の守田です。
日本付近は強い冬型の気圧配置で、各地で真冬並みの寒さとなり、昨日は、大阪など西日本からも初雪の便りが届いたそうですね。
こんな寒波が迫り来る雪が降りそうな日には、決まってあの日のことを思い出します。それは、今から、16年前の2002年1月3日。
私がまだ進学塾に勤め、岡崎のある教室の教室長をしていた時のことです。
この日は、シベリヤ気団が発達し西高東低の気圧配置となり、何年ぶりかの寒波が押し寄せてきた寒い日でした。
案の定、早朝から太平洋側では珍しく雪が降り出し、あたり一面を雪景色とかえる正月を迎えることになったわけです。
私は、前日から天気が気になり、朝の7時ごろから目がさめ。降る雪を恨めしそうに生徒のことを心配していました。
当時勤めていた、進学塾では、1月2日から3日間の予定で、受験生を対象に正月特訓がスタートし、2日目の1月3日は、午前中から授業が予定されていたからです。
私自身は、1月3日は授業がなかったのですが、この大雪の中、生徒達が無事に教室までくることができるか?
父母は凍結している道路を送迎できるのか?心配する気持が心をよぎり、いてもたってもいられなくなり蒲郡から岡崎の教室まで車を走らせました。
教室に到着すると、当時担当者の先生が、慌しく鳴り響く電話や寒さに震えている生徒を教室に案内することなどにおわれていました。
生徒達は授業開始時刻を10分・20分と遅れながらも元気な姿で教室に1人また一人と着始め、ほとんどの生徒が集まり授業を開始したのは、定刻開始時間の50分後。
元気な生徒達の姿を見て安心した私は、“帰りにすべって怪我でもしないように”、教室の駐車場に積もった雪を掃除道具のちりとりで除雪作業していました。
すると、遠く離れた道端にお母さんと一緒に生徒の姿が見えたのです。その姿が私の視界ではっきりとした時、その生徒が年始講習を受ける、受験生のI君だとわかるまでに時間はかかりませんでした。
近づいてきたお母様が、
「先生、今日はこの大雪でしょ!家の前が急斜面で道が凍結し、車でくることができなかったのですが、この子がどうしても講習を受けたいと言うので、私心配だったものだから、いっしょに1時間かけて歩いてココまで来ました。」
と笑顔で吐く息を白くさせながら私に話して下さいました。
それを聞いた時、なんとも言えない熱い気持が体全身をかけめぐったのを今でも忘れません。
「勉強したい」と言う気持がI君を、お母様を突き動かし、「勉強したい」という気持が志望校へ合格へと近づける一歩となります。
未来義塾にも当時教えていたI君と同じ様に、志望校合格のために努力している生徒達がいます。午前中から自習室に来て3時間程勉強してから午後の講習に参加するT君。
また、3時間の講習終了後、夕方4時から夜の10時まで自習室に残り黙々と入試問題に立ち向かうSさん。
寒くなるこの時期に、黙々とまだ見ぬ未来を切り拓かんと奮闘する彼らの応援が少しでもできればと思うのです。
今日のブログは、雪が降る寒い日に必ず思い出す受験生I君のお話を紹介させて頂きました。
それでは、今日はこの辺で失礼致します。
(PS)雪を見ていて思い出す曲は、槇原敬之さんの「北風 ~君にとどきますように~」かな。 寒空の中を仕事場の教室に通い続けた日々を思い出します。マッキーの歌詞は、その情景が目に浮かぶんです。
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— 守田智司 (@HWT1GL0zazfEmh5) 2018年12月28日
守田 智司
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