2018 未来義塾 高校進学説明会を蒲郡生命の海科学館で開催したよ!(前半編)戦後最大の教育改革だ!
おはようございます、未来義塾の守田です。未来義塾の前の公園では、セミの合唱が賑やかになり、青空拡がる夏を迎える季節となりました。さて、今日は先日”高校進学説明会を蒲郡生命の海科学館で開催したよ!(会場設営編)”の続きです。
今年の説明会では、従来の愛知県公立高校の推薦入試や一般入試のこと以外に、2020年から始まる、戦後最大の教育改革について話ましました。
先日、平成30年度公立高校一般入試平均点が発表されましたが、100点換算にすると平成30年度のB日程が、合計平均点が53.2点となり過去5年間で一番低い結果となりました。
この結果からも愛知県公立高校一般入試は、難化していることが分ります。特に文部科学省が発表した、2020年に大学入試制度改革を発表した2年前から、愛知県教育委員会もそれに合わせ、愛知県公立高校の入試制度を変え、問題そのものを難化させています。
「なぜ、愛知県公立高校の入試が難化してきているのか?」その実態を語るために、今、日本の教育が進もうとしている方向、つまり、「なぜ文部科学省が今、戦後最大の教育改革を実施しょうとしているのか?」について語る必要があると考えました。
説明会の前半、これから実施される教育改革スケジュールについて、熱くお話をさせて頂きました!
1979年から40年間続いたセンター試験を取りやめ、2020年からスタートする大学入学共通テストの導入。従来のマークシート形式から知識や技能だけでなく国語や数Ⅰでは記述問題も導入予定されています。
また、英語では、英語の外部試験導入。大学受験において「書く」「読む」「話す」「聞く」の4技能を総合的に評価するために、英検やTOEIC,TEAPなどの外部の試験を使って入試の合否を判定するようになります。「英検2級だから英語の試験は免除」といった形で活用される予定。
小学4年生で外国語活動が始まり、5,6年生では英語のテストが実施され成績がつくようになります。また、プログラミングの授業も行われます。
説明会では、これから実施される教育改革の実例を1つ1つ挙げながら、「なぜ今、改革が行われるのか?」その背景について「少子化」「高齢化」「労働者人口の減少」「外国人就労者の国内増加」など、これからの日本に押し寄せてくる「グローバル化」についてお話ししつつ、その新しい時代を子供達が生き抜くために「思考力」「判断力」「表現力」を育成していくことが急務であることを分かりやすく伝えさせて頂きました。
下記に、このことについての参加された御父母の感想を掲載させて頂きます。
2020年から大学受験も変わり、将来子供達が就職する時は、今よりも厳しい現状が待っていて、親としてそのような社会でも子供達が生きていけるように高校受験から安易に高校も決めず、子供と真剣に向き合い決めていかなくてはいけないと思いました。
中3Aさんの御父母の感想
今回はお忙しい中,詳しく私たち一般の親では知ることのできないような知識・情報等をたくさんありがとうございました。時代の変化・教育の変化に息子が直面して行く事に戸惑うばかりです。
しかし、こうして未来義塾に通えて、守田先生に出会えたことで、なんとか変化についていけそうです。今後とも親子でよろしくお願いします。
今回印象に残ったことは、この先の社会変化です。私達、親子は漠然とした目標として大学進学を目指して高校選びをしているので、もっとしっかりした目標を持ち、現実を見て考えていかなければならないと感じました 。
中3B君の御父母の感想
高校受験について表面的に見るだけじゃなく、未来を見据えて受け止め考えることができたら、よりよい選択ができるのではないでしょうか?
絶えず「なぜ?」という視点を持って物事を見つめることができれば、その本質を見抜き迷いのない行動ができるようになります。
今回の説明会はそんな説明会にしたかったのです。さて、ここまでが説明会の前半となります。ふぅ、ここまでブログを書き上げるのに2時間です。
次回は、開校以来14回続けてきた説明会で、初めて試みた内容についてお伝えできればと思います。ある意味、一番説明会で盛り上がった時間でした!
続く・・・・・
「それでは今朝は、ここらでよかろうかい!未来義塾、チェストー、気張れ!」
守田 智司
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