スイッチ

 

 

今晩は、子供達のやる気を引き出し、彼らと未来を共に歩む未来義塾の守田です。

 

先日の「原資①」の続きです。

 

実は、講習後も自習室に残り、黙々と受験勉強していたのは中3Aさんだけではありませんでした。

 

正確にいうと、講習後一度帰宅し、自宅で食事と休憩をはさみ、2時間後に自習室に来た中3のBさん。

 

そんな中3のBさんにもAさんと同じ質問を投げかけてみました。

 

MORITA先生
MORITA先生
Bさん、頑張っているよね。今日も講習後に、もう一度自習室に来て黙々と勉強している。日に日に、本気で勉強している感が増しているというか、そんな姿を先生感心しながら見ているんだけれども・・・ところで、今自分の勉強に取り組むときのモチベーションって何かな?
頑張り続ける、理由みたいなもの。つまり自分のモチベーションを掻き立てる原資みたいなものは何なのか?先生に教えて下さい。
MORITA先生
MORITA先生

 

するとBさん、心の中の言葉を探すかのように少し考え、こう笑顔で応えてくれました。

 

中2の時は、テスト1週間まえぐらいになってからスイッチを入れて真剣に勉強し、テストが終わるとスイッチをOFFにして、その繰り返しだったけれど

 

その彼女のこたえを聞いた時、ああなるほどと思えました。

 

Aさんの場合、志望校合格のために今日何時間勉強したというより・・・

 

「今日この問題が解けるようになった。」

 

「今日何問解けくことができるようになった。」

 

つまり、目標が何時間勉強するではなく、できるようになることなんです。

 

だからできるようになるために問題に取り組んでいたら結果的に、講習会後も1人黙々と自習室で勉強していたというわけです。

 

学ぶことが、そしてできるようになることが面白く感じられる。

 

それが今のAさんのモチベーションの原資なんです。

 

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。