一生懸命更新
「個別指導」「小集団指導」そして、「オンライン授業」の良さを取り入れ、子供達のセルフエスティームを高め、やる気を引き出し、生徒の未来を共に築く未来義塾です。
おはようございます、未来義塾の守田です。
三連休が終わり、いよいよ明日から後期中間テストが始まります。
昨日も夕方4:00から自習室には、中3達が集まり二学期の内申を決める大切なテストに向けて寡黙に鉛筆を走らせていました。
席は満席、話し声も咳さえも聞こえない静まり返った空間。
隣の公園から小学生たちが遊んでいる声だけが自習室に響いていました。
人には、目に見えない覇気があります。
それは、あふれるばかりの意気であり、意気込みだったりします。
何かを成し遂げたいと集中し打ち込んでいる時、
そこに自身の持っている全てを注ぎ込んでいる時に、自然と体から溢れてくるものです。
私は、1年に何度か子供達からその覇気を感じる時があります。
昨日の自習室がその何度かあるうちの1回であることは間違いありませんでした。
その覇気をびりびり感じながら、頑張って欲しい、結果をテストで出して欲しいという想いから、来ている中3全員にこんな話をしました。
「自分の過去の一生懸命を超える一生懸命をしなさい。」
「そして、過去の一生懸命を超えたかどうかは、自分で判断するのではなく、身近な人の自分に対する評価が大切です。」
「例えば、一番身近な母親から、うちの子最近変わったんです。」
「なんて言葉が聞けたら、それは間違いなく本物で、君の一生懸命が過去最高に更新したことになるんだ。」
「15歳は、人生のうちで1回しかない。」
「高校受験も1回しかない。」
「だったら、行ける高校じゃなく、行きたい高校に行って欲しいとこころから思っているし、振り返った後で後悔なんてして欲しくない。」
「その高校受験もあと3ケ月で終わってしまう。」
「君たちと一緒にいられる時間も、この塾で過ごす時間もあとわずかです。」
「私は、たくさんの失敗をしてきました。」
「でも、そんな中でも10回に1回、いや100回に1回上手くいくことがあります。」
「だいたいそんな時は、たいてい自分の過去の一生懸命を超える努力をしたときです。」
「今まで目標に向けて1日8時間費やしたのなら、1日14時間、時間をかける。」
「そういった努力更新をした人が、人間的に成長するし、結果もしっかりついてくると私は思う。」
「一生懸命頑張っても、想った結果が得られなかったり、失敗することも多々あるのが現実だったりする。」
「ある人は、一生懸命頑張る君を笑うかもしれない。」
「無駄だよ!と笑うかもしれない」
「では、失敗したからといって全ての努力が消えてしまうのだろうか?」
「私は違うと思う。」
「コロナのせいで、去年だったら連日の勉強会も8時間やれるのだが、4時間しかやれなくてごめんなぁ」
「でも、4時間でもメチャクチャ集中して勉強している君たちの勉強している姿を見て頼もしいと思ったよ。」
「だから、後は家だよね。」
「塾だからやる、家ではやらない。」
「やれないなんてかっこ悪いことを言わないで。」
「いつでも、どこでも自分の未来のために頑張れる君であって欲しい!」
「さぁ、今回のテストで、過去の君の一生懸命を今更新しよう!」
「頑張れ!」
伝たえていて、なんだが熱いものが溢れてきて・・・
一生懸命頑張つている彼らを見ていて、
今年はコロナのせいで、昨年みたいに十分な勉強会やサポートをしてやれなくて、
なんだか申し訳なくて切ない想いが込み上げてきた。
だから、この子たちには愛情をいっぱい注ぎ込んでいってやりたい。
時には、厳しい言葉を放ち叱咤激励をしていってやりたい。
子供達に言った限りは、私自身が自分の一生懸命を更新できるように1日1日を挑戦し、抗ってまいります。
私たちは、大きいことはできません。
小さなことを大きな愛をもって行うだけです。
マザーテレサの言葉
(PS)今日も中3生諸君PM4:00から自習室を利用可とします。
守田 智司
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