やればできる子

 

「個別指導」「小集団指導」そして、「オンライン授業」の良さを取り入れ、子供達のセルフエスティームを高め、やる気を引き出し、生徒の未来を共に築く未来義塾です。

 

おはようございます、未来義塾の守田です。

 

今日は、「やればできる子」についてお話をしたいと思います。

 

「この子は、やればできるんです」とご父母の方からよく言われるのですが・・・

 

この「やればできる子」がやっかいです。

 

どう?やっかいなのかと言えば、

 

やればできる子の大半は、「やればできる」のではなく「やることができない子」が多いからです。

 

ですからご父母から頂く相談は、「どうしたらこの子がやる気を出し、やることができるようになるのか?」が大半です。

 

中学生のこの時期、勉強やスポーツなどの才能が急激に伸びることがあります。

 

頑張れば頑張っただけ結果が出るので、また頑張ろうとします。

 

しかし、才能はある程度伸びたところで必ず頭打ちになります。

 

実際は、ここからが本当の頑張りどころで、結局頑張ってもダメだと思い、努力することをせずに、下降してしまう人。

 

よい結果でなくても努力を続け、現状を維持する人。

 

ここが頑張りどころだと思い、今以上に努力し、更に上昇していく人。

 

肝心なのは、分岐点に差し掛かった時にどう考え、どう行動するかではないでしょうか ?

 

 

 

 

「ライトニング・ボルト」の愛称を持つ人類史上最速のスプリンターウサイン・ボルト選手。

 

例えば、私がボルトよりも多くの練習を重ね走り込んだとしたら、ボルトのようになれるのか?と考えたら絶対なれません。

 

そうすると「やっても無理なら、やらなくてもいいのではないか」と勉強をしない子に限って、やらなくてもいい理由を先に考え、思考を止めてします。

 

社会に出ると「できるか?できないか?」ではなく「やるのか?やらないか?」を問われることが度々出てきます。

 

いや、毎日がその連続です。

 

だからこそ「できるようになるからやるんだよ」という考えではなく、「できなくてもやる」といかに自分を奮いたたせるかが大切なんだと思うのです。

 

 

 

 

30年以上塾の講師をしていますが、「やればできる子」をやる子に変えるメソッドもマニュアルも私にはありません。

 

あるとすれば、この30年間に1万人に近い生徒を指導してきた経験でしょう。

 

私は、なんとかメソッドやマニュアルで生徒を変えられるとは考えていません。

 

参考になる部分はあるにしても、その程度のものだと思うのです。

 

なぜなら、子供一人一人は、個々によって全く違うからです。

 

違うからその対応も1人1人異なります。画一的なマニュアルやメソッドに当てはまることには限界があります。

 

だからこそ、今日も、生徒1人1人を思い浮かべながら、この子がどうしたらやることができるようになるのか?を考え、1人1人の生徒と向き合いながら指導していきたいと思っています。

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。