第2回進路希望調査結果発表!「公立希望64.3%で過去最低」

 

 

「個別指導」「小集団指導」そして、「オンライン授業」の良さを取り入れ、子供達のやる気を引き出し、彼らの未来を共に築く未来義塾の守田です。

 

みなんさんおはようございます。今日のブログは、昨日新聞に掲載された、第2回の進路希望調査結果について紹介します。

 

新聞では「公立希望64.3%で過去最低」と見出しで掲載されていましたね。

 

公立高校への進学希望者は、これで5年連続の減少で、1972年度の調査開始以降で過去最低を更新。

 

また、私立高校は4年連続の増加で、過去最高を更新。

 

私立高校の増加に関しては、やはり就学支援金の上限が今年から引き上げられたことが、一番の要因ではないでしょうか。

 

さて、早速第2回の進路希望調査結果をみていきましょう。

 

 

 

中学卒業見込者の進路希望調査結果(令和2年第2回)

2020年12月調査 第2回進路希望調査結果・蒲郡市近隣校抜粋バージョン

 

 

Aグループ(普通科)

高校名 1回倍率 今回倍率 昨年1回倍率 昨年2回倍率 昨年最終倍率
岡崎高校 1.79 1.66 1.68 1.62 1.47
岡崎西高校 3.04 2.46 3.16 2.37 2.04
刈谷高校 2.22 1.89 2.35 1.95 1.83
安城高校 3.97 3.60 3.33 3.88 2.77
豊丘高校 4.06 3.28 4.50 3.76 3.02
国府高校 2.71 2.32 2.76 2.28 2.28
御津高校 2.91 2.84 2.00 2.14 2.32

 

岡崎高校は、昨年度より志願者数が20名程度増えている、その分倍率も若干上昇。

 

刈谷高校は、逆に昨年度より志願者数が30名程度減、その分倍率も若干下降。

 

安城高校、豊丘高校については昨年に比べれると下降気味。

 

これらの高校の共通点は、第1希望者数は減少しているが、第2希望者数は昨年度と比べると増加している点である。要注意。

 

あと、御津高校は定員を120名から80名に変更。当然40名減となれば倍率は上昇する。

 

 

Aグループ(専門学科)

高校名 1回倍率 今回倍率 昨年1回倍率 昨年2回倍率 昨年最終倍率
岡崎商業高校 1.94 1.59 2.16 1.62 1.30
豊橋商業高校 1.65 1.53 1.69 1.40 1.21
蒲郡高校 2.39 2.03 2.80 2.40 1.91
豊橋工科(ロ・機・電) 2.73 2.08 2.37 1.97
豊橋工科(建・都) 1.75 1.55 2.55 2.05
御津(国際) 1.38 1.28 1.63 1.60 1.43
宝陵(看護) 2.15 1.53 2.80 2.13 1.40

 

豊橋商業高校は、定員を280名から240名に変更したので、倍率は昨年よりも上昇。

 

蒲郡高校の倍率が下降。昨年の第1希望者数が300名程度いたが、本年度は240名程度と昨年と比較するとこの時期60名程度減少していることになる。

 

個人的な意見だが、蒲郡高校希望者が私立高校受験へと移行したように思われる。

 

 

 

 

Bグループ(普通科)

高校名 1回倍率 今回倍率 昨年1回倍率 昨年2回倍率 昨年最終倍率
小坂井高校 3.77 3.00 3.92 3.38 2.79
蒲郡東高校 1.66 1.84 1.33 1.45 1.70
岡崎北高校 2.63 2.13 2.70 2.28 2.03
幸田高校 1.48 1.40 1.66 1.78 1.83
刈谷北高校 3.29 2.58 3.51 2.88 2.24
安城東高校 1.41 1.31 1.41 1.31 1.44
西尾高校 2.05 1.87 1.99 1.81 1.59
時習館高校 1.78 1.68 1.78 1.75 1.50
豊橋東高校 1.92 1.50 2.02 1.73 1.57

 

蒲郡東高校は、定員を200名から160名に減らしたので、倍率が上昇。

 

幸田高校は、このままだと定員割れを起こしそうですね。

 

刈谷北は、倍率が下降しましたが、昨年の倍率が過去最高を更新したことを忘れてはいけません。その過去最高の倍率を比較して下がっただけのこと。

 

昨年のこの時期の第1希望者数が定員320名に対して、518名。今年は、458名。激戦であることは間違いありません。

 

 

 

Bグループ(専門学科)

高校名 1回倍率 今回倍率 昨年1回倍率 昨年2回倍率 昨年最終倍率
岡崎東高校 2.96 2.23 3.21 2.28 1.73
岡崎工科(機・電) 2.49 1.81
岡崎工科(都市) 1.75 1.55 1.73 1.53
岡崎工科(環・情) 1.36 1.36
刈谷北(国際) 1.18 1.20 1.38 1.08 1.53
豊橋西(総合) 3.02 2.52 3.31 3.00 2.13
三谷水産(海科) 1.55 1.58 2.13 1.55 1.15
三谷水産(情報) 1.08 1.33 1.30 1.43 1.53
三谷水産(海資) 2.80 2.40 2.68 1.70 1.70
三谷水産(食品) 1.93 1.68 2.08 1.43 1.33

 

豊橋西高校(総合)の倍率が下降。現時点で200人の定員に対して、第1希望者人数が176人と少なく、このままだと定員割れもあるかもしれません。

 

三谷水産高校に関しては、海洋資源科と水産食品科の倍率が上昇。特に海洋資源科の第1希望者数が定員40名に足して、第1希望者が75名と定員の2倍近い人数が希望していることから競争が激しいと思われる。

 

以上です。気になったところに色をつけておきました。赤がUP、青がDOWNです。

 

 

フォーマットは、さくら個別の國立先生のBlogに合わせてみました。

 

 

それから、セルモ日進西小学校前教室の西尾先生のブログも参考にさせて頂きました。

 

今回、倍率変化を集計して三河学区の各高校の動向が手に取るようにわかりました。早速、次回1月の三者面談で役立てていきたいと思います。

 

それでは、今日はこの辺で!

 

少しでも、受験生諸君、そして受験生をお持ちのご家庭の皆さんに役立つ情報を発信できればと思います!

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。