学年順位が1ケタの生徒は、テスト前に学校配布テキストを何回やるのか?

 

未来義塾では、毎回の定期テストが終わる度に、「テスト振り返りシート」を記入して、今回のテスト反省をし、次回のテスト目標を決めている。

 

先日行われた、中3の学年末テストが終わり、今の受験生達にも今回のテストを振り返ってもらった。

 

「テスト振り返りシート」には、学校の主要テキストを何回やったかを記入する欄がある。

 

数学なら、数学の友。

 

国語なら、国語の学習。

 

英語なら、ジョイフルワークかGet English。

 

公民なら、学習整理。

 

理科なら、理科の学習。

 

 

そして、今回学年1ケタの生徒達が、それぞれの科目のテキストを何回解き直したか集計してみた。

 

Aさん1科目平均2.5回

 

Bさん1科目平均3.2回

 

Cさん1科目平均3.3回

 

D君1科目平均4.2回

 

平均3.3回!

 

ちなみにD君は、この受験期の1年間で内申を9つ上げている。

 

勉強ができる人ほど、同じ問題を繰り返し解く。

 

教材は、1回目で間違いを確認して、その間違えた問題ができるようになったかを確認する2回目からが本番だといわれている。

 

順位で1ケタの生徒は、軽く2回目を超え3回目、4回目と解き直している生徒ばかりだ。

 

ちなみにテキスト2回目が終わるタイミングもほぼ同じで、テスト1週間前には2回目が終わっている。

 

そのために、彼らは学校の主要テキストを普段から自主的に進めている。

 

頭がいいから、順位がいいんじゃない。

 

日頃から努力を積み重ね、勉強法を考え、計画したことを実行し、

 

人の2倍、3倍の努力を積み重ねている姿を私は自習室で毎日見ている。

 

 

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。