横で比べず、縦で比べよ。
「個別指導」「小集団指導」そして、「オンライン授業」の良さを取り入れ、子供達のセルフエスティームを高め、やる気を引き出し、生徒の未来を共に築く未来義塾です。
おはようございます、未来義塾の守田です。
朝、掃除の他に塾に来て真っ先にやることが観葉植物や庭木に水をやることです。
緑色は、調和をもたらし、安心や安定を心にもたらす色なので、自習室に緑を置くことは子供たちの「 リラックス効果」「モチベーションアップ」にマストなんです。
フェイクグリーンは、観葉植物よりもお手入れがラクで飾り方のアレンジもしやすいのでありだと思いますが、そこは観葉植物にこだわりたいんです。
やはり観葉植物の方が、世話も時間もかかりますがみずみずしく、植物本来の魅力を感じることができるからです。
今、自習室の机1つ1つにポトスを置いています。
全部で16鉢ですかね。
ポトスは、ほとんどが中鉢で葉数も多く、また耐陰性があるので、日光が当たらなくても室内の蛍光灯や電球の明るさがあれば育ってくれます。
また日光が好きで、日の当たる場所で気温は8℃~20℃程度、基本的には肥料は不要なので育てやすい観葉植物です。
そんなポトスに毎日、水をやり適度に陽にあたるように置く場所を変えていきます。
いろいろな色があり、斑入り(ふいり)のものなど種類も多いため、1つ1つ葉の色も違い個性が出てきます。
面白いのですが、同じように手間と暇を掛けても、16鉢すべて、葉模様も、色づきも違います。
発育が良く葉の色がみずみずしくて、美しい緑色となるものものあれば、ゆっくりゆっくり時間をかけて育つものもあります。
毎日世話をしながら、ふとこんな風に思えたんです。
「観葉植物と同じように早く芽を出す子供もいれば遅く出る子供もいる。」
植物と同じように早く芽を出す子供もいれば遅く出る子供もいる。
同じ時期に入塾してきた子達でも、成績が伸びる時期は違います。
直ぐに結果を出す子もいれば、1年かけてじわじわと結果を出す子もいます。
男の子、女の子でも違えば、兄弟でも違います。
上の子は、メチャクチャ成績がいいけど、下の子は全然できない。その逆もあります。
一緒くたにしてはダメなんですよね。
また、こんな言葉も思い出しました。
横で比べず、縦で比べよ!
「もし、子育てで悩んだら、お母さんはわが子を偏差値、成績、運動神経、体格……。
そういう同級生やら、ご近所やら年齢やらの『横』と比べずに、
去年と今年のわが子、3カ月前と今のわが子、昨日と今日のわが子というように、わが子自身の『縦』の成長で比べなさい」
<ある中高一貫校の校長先生からの言葉>
私も1人の父親として、教師として同じことを感じます。
わが子のことだけを考え、我が子のことだけを見ているはずなのに、気付くと知らず知らずに「横」が気になり始めてします。
その瞬間にわが子の「縦」を見失い、誰かと比べて、焦っている自分がいます。
ちゃんと子どもの自身の成長に目をやる。
縦をしっかりとコントロールすることが、正しい子育てができる条件だと気付かさせますよね。
これからもうちの塾は、フェイクグリーンを使わず、1人1人の生徒に対して手間も暇もかけた指導を毎日積み上げていきたいと思います。
守田 智司
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