令和2年度愛知県公立高校入試の定員発表!

おはようございます、今日は11月6日付けで発表された愛知県公立高校入試定員についてお伝えする未来義塾の守田です。
愛知県公立高校入試の定員は過去6年間減少しています。
下記に過去4年間の地区別中学校卒業者の増減状況を記載しておきます。
区分 | 令和2年
卒業者見込み者 |
平成31年
卒業者 |
平成30年
卒業者 |
平成29年
卒業者 |
令和2年とH31年卒業者・増減率 |
尾張部 | 46,826人 | 46,979 人 | 47,861 人 | 48,868人 | ▲161人▲0.3% |
三河部 | 22,822人 | 23,210 人 | 23,564 人 | 23,789人 | ▲388人▲1.7% |
計 | 69,648人 | 70,197人 | 71,425 人 | 72,657人 | ▲549人▲0.8% |
過去4年間の卒業者の人数を見ていくと、1000人ずつ減少していた生徒数が、昨年は549人と約半数の人数。
但し、三河地区の減少人数は変わらず、300人程度が減っている。
これは、私個人の肌感覚だが、愛知県内でも人口の増減という点では、昨今、三河地区からの人の流失が増え、その分、尾張地区に人や産業が集中しつつあるように思えます。
県立高校定員320人減、8学級が減ります!
毎年過去の実績及び中学校卒業見込者の進路希望状況調査(令和 年 9 月 10 日現在)の結果等に基づいての各高等学校の募集人数を決め、高等学校の受け入れ対応をするものです。
例えば、令和元年ならば、愛知県の中3が高校へ進学する割合を全体の93%とし、国公立高校、私立高校の受験生の受け入れ比率を2 対 1 としたうえで、進学者は、国公立 43,204 人、私立 21,569 人の合計 64,773人として受け入れることとしています。
コレに基づき県立高等学校全体で、昨年度と比較して募集人数を320人、8学級を減らすようです。
ちなみに昨年は、募集人数を720人、18学級減らしました。
県内の定員減の高校は8学級、その内三河学区は下記の5学級
高校 | クラス | 減少人数 | 定員 |
小坂井高校 | 1クラス | 40人減 | 280人⇒240人 |
豊丘高校 | 1クラス | 40人減 | 240人⇒200人 |
刈谷北高校 | 1クラス | 40人減 | 360人⇒320人 |
成章高校 | 1クラス | 40人減 | 160人⇒120人 |
豊田北高校 | 1クラス | 40人減 | 360人⇒320人 |
豊田南高校 | 1クラス | 40人減 | 360人⇒320人 |
去年だと三河学区で40人1クラス減とした高校は、武豊、岡崎北、岡崎西、岡崎商業、蒲郡東の5校。刈谷北は、普通科1クラスを減らし、国際教養科を設置。知立高校は、総合学科が設置されました。
あと、新城、新城東が統合されて新城有教館高校が新設。
去年と今年だけで、三河学区は、かなりの数のクラスと定員が減ったことがわかります。
総合学科設置と学科改編された三河学区の県立高校は?
来年から普通科から総合学科に変わるのが豊橋西高校。
東三河地区においては、総合学科が設置されていたのは、唯一蒲郡高校だけ。これで豊橋西高校にも総合学科が設置されれば、東三河では二校目の誕生となる。
あと、学科改編では、豊橋工業高校の電子機械科、電子工学科の2つがロボット工学科に改編されますね。
さて、12月に、塾内で中3の父母面談を実施します。
私も絶えずこうやって多くの資料に目を通し、御父母と一緒にお子様の進学進路について考え、アドバイスができればと思います。

守田 智司

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