「授業力」向上!いい授業をするために自分の練習授業を動画撮影してみたよ!
おはようございます、もっと授業が上手くなりたい未来義塾の守田です。
30年間塾講師をしていますが、いつまで経っても自分の授業を面白くしたい、いい授業がしたいと思い、毎回授業準備をしながら試行錯誤をしています。
よくウナギ職人の世界では、「裂き3年、串打ち3年、焼き一生”」なんていわれるように、美味しいうなぎを焼き上げるためには一生かかるようです。
まさに職人。
私は、塾の先生もこの職人的な部分があり、特に毎日教壇に立つ授業においては、良い授業とは何か?絶えず追い求めていかなければならないことだと考えています。
そこで先週は、自分の練習授業を動画撮影し、実際に声の大きさ、板書、発問の仕方、発問のタイミング、どのタイミングでノートを書いてもらうのか?などをチェックすることにしました。
なぜ、練習授業を動画撮影するのか?
なぜ、練習授業を動画撮影しようと考えたかといいますと、なかなかゴルフが上手くならない時に、動画で自分のフォームをチェックしながら練習すると効果があると友人から聞いたからです。
友人曰く、動画を撮影する事で、自分のイメージと実際のスイングとのギャップを客観視でき、そのギャップを埋めていくことで、上達は早くなるそうです。
授業も同じだと思い早速動画撮影をすることにしました。
撮影してみて、実際に自分の授業を客観的に見るのは本当に面白いと思いましたし、授業に対する臨み方も変わってくると実感しました。
授業力をUP!撮影した動画を見て気づいたこと!
撮影した自分の授業を見ていて、自分の授業で改善しなければなら点がいくつか発見できました。1つは、発問するタイミングと、もう1つは、発問する内容でした。
授業中の発問って凄く大切なんです。何故か分かりますか?
発問のない授業を想像してみて下さい。先生が一方的に説明するだけの授業ですから、生徒は受け身になり,聞くだけで,つまらないと感じてしまいます。
大学の講義って、教授が一方的に話すだけで、凄く眠かった記憶ありません?(笑)
しかし、発問することで、生徒はその質問に対して必死で考え、より深く理解する機会が与えられます。つまり、生徒自身が能動的になり、積極的に授業を受けることができるようになります。
だから、発問の内容は重要であり、そのタイミングも大切になります。
今回、自分の授業を撮影し、改めてそれを見ることで、発問の大切さを実感することができました。充実感や達成感を育むことができる発問の仕方を改善していきたいと思います。
電子黒板を最大限に活用できる授業内容を向上したい!
未来義塾の黒板は、スマートボードという世界中で実績のある電子黒板を使っています。
ですから、理科や社会などの科目はPOWER POINTを駆使して、実験や観察などの説明の際に、写真や図・動画の教材を多く使って授業をしています。
上記のような教材を時間をかけて授業準備しています。
言葉のみでは記憶に定着しづらい内容も、視覚に訴えかける図解や体験で理解を深めるように毎回教材をオリジナルで作成しています。
実際の細胞分裂の様子を静止画で映し出しています。
今回撮影して、もっと授業で写真や図・動画をうまく使い、生徒は理解しやすく、私自身は説明しやすくなる工夫をしていきたいと思いました。
これから、定期的に自分の授業を動画撮影し、授業力をUPさせるために自身の授業をチェックし、もっともっといい授業をしていきたいと思います。
どのような意識で授業に臨むかによって、自ずと授業の質は変わってきます。
(PS)
動画を見ていて声の張りが若いときよりもなくなっていることに気づきましたね。喉が細くなっているんですよ。やっぱり発声練習しないといけないようですね。
一人カラオケとか、ボイトレとかちょっと新たにチャレンジしたくなってきました。いい授業をするために何でもチャレンジ!
守田 智司
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