中3夏期講習が終了、受験生達が身に付けたモノ!
夏期講習が終わりましたが、昨日も、午後から中3達が自習室に来て受験勉強をしています。そして、今日も午後から中3達がやって来ます。
講習会は終わったが、毎日勉強することが終わったわけではありません。そして、今年の中3生達は、この夏休み中、毎日塾に来て5~6時間勉強することが当たり前になっています。
彼らにとってこの夏休みの最も大切だったことは、毎日コツコツ勉強することでした。
ごくごく当たり前のことですが、自己管理がなかなかできない中学生にとっては至難の業。学校が無いことをいいことに、サボり続ける受験生がいるのも事実。
だから、中3生は、ほぼ毎日講習会と勉強会を繰り返し実施。
講習会や勉強会を毎日続ければ、生活習慣も乱れず、勉強習慣もレンガを1つ1つ積み上げるように身に付くものです。
今回、特に講習会と勉強会を繰り返し実施したことで、勉強習慣を身に付け、学習した内容をもう一度彼ら自身が深掘りすることができるようになりました。
この夏は愛知全県模試を目標にしていたので、愛知全県模試を主催している教材メーカーのテキスト「公立高校入試完全演習」を丸々一冊演習として使用していました。
全県を意識することは、入試問題を意識してのことです。
だから、できる限り入試形式に近い教材を使う。
そうなると問題そのもの難易度も上がります。でも、難しいからと敬遠しているといつまでたっても力は付きませんし、模試でも結果が出ません。
だからキチンと講習会で取り扱った「公立高校入試完全演習」の問題を、もう一度生徒自身が解き直す時間を勉強会で確保しました。
食べ物と一緒で、固い食べ物ほど、何回も噛んで、砕いてから胃の中にいれる。そちらの方が、その後の消化効率もよく、身体の一部になるのも早いわけです。
学習も同じ、講習会で聞いているだけでじゃなく、もう一度自分の手で時間をかけて解き直す。学習の咀嚼時間が重要なんですね。
この夏毎日、塾に来て勉強する。
受験生達が、毎日塾で机に向かったからこそ身に付いたモノがあります。
それは、勉強だけし続けたという「自信」というか「プライド」みたいなものを抱くことができたんだと思うのです。
人間1つでも「自信」を持つことができるだけで、そこから大きく飛躍することができるものです。
与えられたテキストは、1度だけ解くのではなく、自分のモノにするべくもう一度解く。
しつこく解く。
そんな地味だけど前のめりの姿勢。夏期講習が終わっても、塾に来ていて机に向かっている彼らを見ていて逞しくなってきた彼らを感じました。
さて、中3諸君、今週の土曜日に全県模試を実施しますよ!
頑張れ、未来義塾生諸君!
守田 智司
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