そして、バトンは渡された 瀬尾まいこ
おはようございます、このGW中は、じっくり読書ができるとワクワクしている未来義塾の守田です。
昨日、買ってきました、本屋大賞2019を受賞した瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」。発売されてから必ずGWに入ったら読もうと思っていました。
入試が終わり、この4月までバタバタバタ子さん状態が続き、じっくり読書をする時間が持つことができていませんでした。
良本と向き合う時間は凄く贅沢な時間であり、心をリセットし明日から歩み出す新たな力を創造してくれます。
このGW中は、仕事もしますが、じっくり読書もします。
中1国語の教科書に出てくる「花曇りの向こう」
中学生の皆は、瀬尾まいこさんの名前を見て、「あっ」と気付いたと思うけど、そうです中1の国語の教科書に登場する「花曇り向こうに」の作者ですよね。
この物語の象徴は、「梅干し」なんですが、題名は「花曇り」。中心人物「明生」の微妙な気持ちの変化に着目し、なんで「花曇り」が題名なのかを考えると面白い作品ですよね。
ちなみに「花曇り」とは、 桜の咲く頃の,曇りがちの天気のこと。
あと、瀬尾まいこさんは、以前中学校の国語の先生をされていて、在職中にも執筆活動をされていたそうです。
今回の本屋大賞受賞作が、作者はもと中学校の国語の先生で、彼女の作品が光村図書の中学一年の国語の教科書に掲載されている。
もう、これだけでも今作品を読みたいなぁーと思うじゃありませんか。そして、私の好きな二人の先生がブログやツイッターで激押していましたので、読む前から凄くワクワクしています。
読了。4時間で一気読み (^_^)
何といえばいいのでしょう。優子をとりまく各々の親がバトンを受け継ぎ、各々の愛し方でともに歩んだ時間の尊さと秘めた想いに、ラストで涙腺崩壊。幸せはいつも近くにあることを改めて感じました。素敵な本との出会いは心が浄化されますね。 pic.twitter.com/03iMLvN9QD— ちくしん今井の呟き (@chikushin2) 2019年4月28日
商品の説明
内容紹介
森宮優子、十七歳。継父継母が変われば名字も変わる。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた。この著者にしか描けない優しい物語。 「私には父親が三人、母親が二人いる。 家族の形態は、十七年間で七回も変わった。 でも、全然不幸ではないのだ。」 身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作
内容(「BOOK」データベースより)
血の繋がらない親の間をリレーされ、四回も名字が変わった森宮優子、十七歳。だが、彼女はいつも愛されていた。身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
瀬尾/まいこ
1974年、大阪府生れ。大谷女子大学国文学科卒。2001年、「卵の緒」で坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、翌年単行本『卵の緒』で作家デビュー。2005年『幸福な食卓』で吉川英治文学新人賞を、2009年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Amazonより
涙腺崩壊の準備はできました!今から読み始めます。塾生で読んだ生徒がいたら、GW明けに感想をお互いに言いましょうか・・・
いつものように、この作品も塾の「みらい図書」の本棚に置いておくので貸して欲しい生徒がいたら声を掛けて下さいね。
それでは今日は、この辺で失礼します。
守田 智司
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