良い塾とは、饅頭屋のあんこ!?
こんにちは、未来義塾の守田です。最近、原点に立ち返る意味も含めて、「良い塾」とは何か?をよく考えてます。
先日も朝日が昇る前から中央公園へ散歩に出掛け、歩きながらそんなこと考えていました。
30年近く、この業界で仕事をし、自塾を立ち上げて14年目。恥ずかしながら、未だに「良い塾とは?」分らずじまいでいます。
正直生活をするために、この仕事をし続けている部分があるのは事実ですし、そういった面を含めて、「良い塾とは?」と日々考えています。
「塾」の存在意義。
塾には、集団学習、個別指導、自立型指導など、様々な指導形態が存在しています。まさに、私教育の「塾」の存在意義は、その多様性にあると思っています。
私は、「どの指導形態が1番いい」とか、「この指導方法じゃなければダメだ」とは思っていません。どの指導方法でも一長一短はあり、指導する生徒によっても、指導方法は変わってきます。
正直、集団授業の塾であっても、補習のために少人数の生徒を授業後残して、個別対応を行う塾もあれば、個別指導の塾であっても、塾長自ら小集団授業をする塾もあります。
そういった意味で良い指導方法であれば積極的に取り入れ、柔軟に生徒に合わせて指導方法を変化させている塾は多く存在しています。
要は、まず指導方法ではなく、教える側の熱意だったり、”この仕事で生涯、飯を食っていくんだ。”という覚悟みたいなものが塾長に有るか、無いかだと思うのです。
この仕事は、思いつきで、できる仕事ではありません。
進学塾に勤めていた時も、2,3年で辞めていく若い塾講師がなんと多かったことか。また、この13年間で、私の周りでも、新しい塾ができ、数年もしないうちに塾を閉鎖するそんな光景を何度も目にしてきました。
人が人を教えるという形は、昔から変わってないと思っています。
インターネットがどんなに普及しても、AIの時代になっても私は、人が人を教えるという原則は変わらないと思っています。
未来義塾では、電子黒板を使ったり、動画配信サービスを利用し映像授業なども指導に使用しています。立ち上げた当初からICTを積極的に導入してきましたが、あくまでも道具は、道具に過ぎません。
この30年間多くの生徒を教えて来ました。最初の教え子は、もう40歳を過ぎ、その子供が中学生の年齢になっています。
この30年間を振り返ってみて、私にとってはその日そのとき、目の前にいる生徒達がすべてでした。その姿勢は、これからも変わらないと思っています。
自分の精一杯を生徒一人一人にさしだす。そのために塾は、小さければ小さいほどいいと思っています。ですから、分塾展開をするとか、塾を大きくしていくとは考えていません。
こんな風に考えるようになったのは、一つのたとえ話に出会った時からです。それが、”饅頭屋のあんこ”です。
良い塾とは、饅頭屋のあんこ!?
例えばあなたが一軒の饅頭屋をやっているとして、開発したあんこ入りのおまんじゅうがメチャクチャ美味しいと評判になり、毎日お客さんで大行列ができる繁盛店になったとします。
でも、生産能力が限界で、もうこれ以上は作れません。
あなたは次にどうしますか?普通なら、「値段を上げるとか?」「店舗をもう一件増やすとか?」そう考えると思うのですが、この例え話の答えは、
「あんこを増やしてさらに美味しい饅頭をつくる」
つまりは店舗を増やすのではなく、“お客さんの笑顔を増やす”という上手くいった時こそ、さらに人を喜ばせることを考える発想です。
私の考える良い塾とは、まさにこの例え話に出てくる「饅頭屋」です。ですから、新年度に向けて、どうやってあんこを増やしてさらに美味しい饅頭を作るか?動き出しています。
すみません、今日は、私自身が本気で毎日考えて,考えている”良い塾”とは?何なのかを忘れないように忘備録として書いてみました。
全然、言葉としてまとめれてなく、中途半端な記事になってしまいました。でも、来年度に向けて動いていますし、そして、自分自身を見つめ、塾を見つめ、生徒達を見つめ直す、良き機会になったと思います。
それでは、今日はこの辺で失礼します。今日の掲載写真は、記事内容とは、関係ありませんが、先日早朝に散歩した中央公園で撮影した写真の数々です。
守田 智司
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