自信はどこから産まれてくるのだろう!?

 

おはようございます!未来義塾の守田です。

 

昨日、今年高校3年になるM君のお母さんから電話を頂きました。

 

電話の内容は、工業高校に進学したM君が、工業高校で数多くの資格、そしてクラスでも絶えずTOPの成績を取り、つい先日県内の製造関係の有名企業に内定が決まったという嬉しいニュースでした。

 

M君のお姉さんも未来義塾生で、今年医療系事務の内定を頂き、兄弟揃ってはれて、4月から社会人となるそうです。お母さんとしたら、やっと親の勤めも終わり、落ち着いたので、そのことを報告して下さったようです。

 

あれから、3年の月日が経ちましたが、生徒達の就職先や今の様子を中学生時代に通っていた塾の先生にこうしてわざわざ連絡して下さるとは、本当に有り難いことです。

 

しかし、実は、M君は、ちょうど中3この時期、受験を向かえる前に塾を去って行きました。理由は、私が彼をやる気にさせることが出来なかった。その一点です。

 

全て私の力不足が招いた結果でした。

 

お母さんは、塾に対して本当に信頼して下さり、全てを任せて下さっていましたし、M君に対してもいつも励ましてくれていました。

 

基本、”来るものは拒まず、去る者は追わず”が未来義塾の方針”

 

しかしこの時ばかりは、彼が志し半ばで、塾を去って行くことになった時に、言葉に言いようのない寂しさと自分への不甲斐なさに心が深く沈みました。

 

何よりも、彼自身に勉強への自信を持たせてあげれなかったこと。

 

そして、御父母の塾への期待を裏切ってしまったこと。

 

奥歯で砂を”じゃり、じゃり”と噛みしめるような後悔でした。

 

多分のM君のお母さんは、そんな私の3年前の気持ちを察してくださり、わざわざお電話を下さったのだと思いました。感謝しかありません。

 

 

「自信はどこからまれてくるのだろうか?」

 

 

そんな想いを抱きながら、昨日、夕方4時前に自習室に来て勉強している受験生達を見ながらこんなことを思いました。

 

「自信はどこからまれてくるのだろうか?」と・・・・

 

受験生が志望校に合格するために必要なことの一つに「自分に自信を持つ」ということがあります。

 

授業で手を挙げられない、自分の意見を発言できない、テストに向けて、「どうせ私なんか勉強してもどうせ出来ないから…」とテスト前に諦めてしまったり、自信が無いために1歩を踏み出すことが出来ない子がいます。

 

自信は、能力より要な時があります。

 

自分が自分であることに誇りが持てなくなるほど、みじめなことはありません。有るか?無いか?でその後の人生すら大きく変わってきます。

 

しかし、自信は、薬局で簡単に買える代物でもなければ、ましてや人からプレゼントされるものでもありません。

 

ですから、ただ何もせずに、生きていていれさえすれば手に入るものではないのです。

 

自信は、自らの手で壁を越えた時に誕生する。

 

受験とはその自信を手にするための「壁」であり、子供達にとって成長するために必要不可欠な場だと思います。

 

未来義塾は、子供達がその自信を手に入れるための手助けをする場でありたい。

 

「合格」「不合格」という結果に焦点をを合わせるのではなく、その結果に至る過程を大切にする塾でありたいと思いますし、過程を大切にすれば、結果はおのずと付いてくるのだと思います。

 

 

 

昨日、夕方4時から9時過ぎまで自習室で勉強していた、中3 Iさんのパターン集です。

 

彼女のパターン集は日に日に、厚みを増しています。

 

厚みと一緒に、顔つき変わり、自信が誕生しつつあります。

 

 

自信があるから勉強するのではなく、

 

順番が逆で、勉強するから自分の中で自信が産み出されると思うのです。

 

正確に言えば、

 

自分が自分で決めたことを毎日欠かさず行い、

 

その小さな積み重ねこそが自信を産み出すのだと・・・・・・

 

彼女のパターン集を見ていてそう思います。

 

 

 

 

 

(PS)

今日は、10月9日で塾の日。先程、今井先生のツイート読んでいて初めて気が付きました。(笑)2018.10.03に Releaseされた、Mr.Childrenの3年4ヶ月ぶりとなるアルバム『重力と呼吸』!

 

スッと耳に馴染むメロディー、なんでこんなにスグに耳に馴染むんだろう。”一緒に生きていく日々のエピソードが特別に大きな意味を持ってる”歌詞の一節が心に響く。そして、今日も1日頑張ろうと思う。

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。