ありふれた毎日の中に、価値とか幸せを見出して生きていけたらと思います。墓参りで手を合わせながらそんなことを感じた1日でした。
おはようございます、未来義塾の守田です。三連休の最終日に光昌寺へお墓参りに行ってきました。蝉の鳴き声と照りつける太陽の日差し。
祖母や祖父が眠るお寺は、私の少年時代の時と変わらぬ古い手押し式ポンプの井戸があります。
井戸水は、夏は冷たく手で触れると本当に気持ちがいいものです。井戸水のひんやりした水が手のひらに溢れ、手桶に水が満たされる。毎年、子供の頃から変わらない景色がここにあります。
お墓の周りの雑草を引っこ抜き、墓石に水をかけ、手で墓石をなでる。キレイになった墓石に、私の父や母を見て私がそうしてきたように、娘が柄杓で打ち水をして、生花を添える。
線香を墓前に供え、かみさんと娘と私と3人で目を静かに閉じ、両手を合わせ、健やかに過せている毎日に感謝し、ありふれた日々のできごとを報告します。
手を合わせながら思いました。一番大切なことは、特別なことではなく、毎日同じことをくり返しているありふれた毎日の中にあると・・・・・そこに価値とか幸せをしっかり見いだすことが大切なんだと。
決して、自分の思い通りにならない毎日だったり、地味で泥臭い毎日を繰り返し、時にふてくさったり、憤ったりし、もがくことの方が多い毎日ですが、だからこそ、言葉に出来ない感謝だったり、信じたいものを信じ、守りたいものを守りたいと思える想いを無くしたくはないものです。
荒井由実 やさしさに包まれたなら
守田 智司
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