豊川稲荷 商売繁盛の神様が鎮座する!見渡す限り狐、狐、狐像のパワースポットに行ってみた!
こんにちは、未来義塾の守田です。昨日は、おもいっきり汗を搔きながら歩きたくなりました。どうせ歩くなら、子供の頃の遠い夏の記憶とその匂いをたぐり寄せたくなり、「豊川稲荷」を歩くことにしました。
豊川稲荷といえば、日本三大稲荷のひとつに数えられ、商売繁盛の神様として全国的に知られています。普通、「稲荷」と呼ばれる場合は、「狐を祀った神社」を想像してしまいますが、豊川稲荷の正式名は「妙嚴寺」で曹洞宗のお寺さんです。
今から600年近く前の室町時代に創建されて以来、織田信長公、豊臣秀吉公、徳川家康公などの武将や、渡辺崋山など文人たちからの信仰を集め、江戸時代には商売繁盛、家内安全、福徳開運の神様として全国に知れ渡り、今ではパワースポットとしても年間百万人もの参拝客が訪れます。
広い境内に一歩足を踏み入れると古い建物が立ち並び、穏やかな空気が流れているのを感じました。なんだか懐かしい匂いに揺れてるそんな思いが湧き上がってきました。
照りつける太陽、7月の空。時より夏風が肌の横を通り過ぎると、溢れ出した汗を拭き取ってくれるような感じがして、心地良いのです。
本殿でのお参りの後、奥の院境内へと進んで行くと、諸願成就の千本ののぼりで埋まっています。
参道の両側に立ち並ぶ景観は、京都の伏見稲荷の無数の赤い鳥居『赤いトンネルの様』といった光景とまた違い、風と共に千本ののぼりがたなびきます。
見渡す限りの狐、狐、狐像!と並ぶ霊狐塚は圧巻
もとは納めの狐像を祀る場所でしたが、祈願成就の御礼として信者の奉納されたお狐さんが、大小800体ほどの狐の石像がずらりと並び、その様子は圧巻です。
この霊狐塚の岩の隙間には、参拝に訪れた人が入れた硬貨があり、その硬貨を細い木の枝などでうまく取り出せれば、お金持ちになると言われているそうです。
そして、その硬貨を大切にお守りにして、お金が儲かったら、1年後にお礼としてその何倍かの硬貨をこの岩の隙間に納めに来ればいいそうです。
境内をゆっくり、ゆっくり歩きます。
汗が溢れ出すのですが、少しずつ陽が沈みかけ、揺れる陽炎、空が夕暮れ色に変わる姿を静かに見つめていると時間がゆっくり過ぎるのが分るんです。
子供の頃は、1日が凄く長かった気がします。ふと目を閉じると、「もういいかい もういいよ」なんて蝉の声と一緒に幼い頃遊んだ遠い記憶が聞こえてきそうでした。「 この指とまれ 指切りげんまん」 こだまする声。
「豊川稲荷」、不思議と心と身体を癒して助けてくれる、精神的なエネルギーに満ちた場所であり、幼いあの頃を思い出してくれる、懐かしい場所でした。
おさすり大黒天
土蔵造りのお堂で、その前に立っている2体の大黒天は、「おさすり大黒天」として知られています。 ご真言「オンマカキャラヤソワカ」と唱えながら、撫でさすることによって、広大無辺の仏のご利益をいただくことができると言われています。
豊川稲荷案内
■住所 豊川市豊川町1番地 |
■交通 JR飯田線豊川駅・名鉄豊川線「豊川稲荷駅」下車徒歩5分【電車利用】JR東海道新幹線・東海道本線「豊橋駅」下車、JR飯田線に乗り換え「豊川駅」下車、徒歩5分。【車利用】東名高速道路「豊川IC」より10分。 |
■問合せ 豊川稲荷 TEL:0533-85-2030(代) |
■御祈祷受付時間 AM6:00~PM3:30 |
守田 智司
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