教え子、介護福祉士の玉置君が介護について熱く語ってくれた!「その2」

 

こんにちは、未来義塾の守田です。今日は、先日の続きで、教え子で介護福祉士の玉置君が、このブログを読んでくれている中学生達へ介護福祉士について熱く語ってくれた続きをお届けします。

 

 

玉置君が熱く中学生に語ってくれたメッセージは4つ!前回は、その内の1つを紹介しましたので、本日は残りの3つ(2)から(4)までをこのブログに掲載します。

 

玉置君が熱く中学生に語ってくれたメッセージは4つ

(1)介護を目指す人へ向けて、中学生達へメッセージ!

(2)どうしたら介護の仕事に就けるか?

(3)介護の仕事も国際化の波が!

(4)介護に勉強は必要か?

 

 

 

どうしたら介護の仕事にけるか?

 

日本は今、高齢化社会です。四人に一人は高齢者です。そのため、介護の仕事は、深刻な人手不足なのが現状です。なので介護は、誰でもやろうと思えばやれます。しかし介護を極めようとするならば、必要となってくるのが「資格を取る」ということです。

 

介護には、様々な資格があります。まず一番に必要となるのか国家資格の「介護福祉士」です。

 

介護福祉士とは、簡単に言うと、お年寄りや体の不自由な方の介護をする専門職です。食事や入浴、車椅子での移動補助などの身体介護や 、利用者への相談・助言などを行います。まさに介護サービスの中心となる重要な存在です。

 

はじめに書きましたが、介護自体は資格がなくてもできますが、資格を持っていれば、確かな介護の専門知識と技術を持った存在として、キャリアアップや社会的地位の向上につながり、資格手当というものも支給され、待遇面でも良くなります。なので、介護をする上で必ず取らなければならない資格となります。

 

 

介護の仕事も国際化の波が!

 

グローバル化が進み、外国人労働者が日本で活躍している中で、介護業界にも外国人介護士を受け入れる体制が出来上がっています。

 

EPA( 経済連携協定)や技能実習生制度によって、 日本で働く外国人介護士は、年々増加傾向にあります。 中心は、東南アジア3カ国で、インドネシア、フィリピン、ベトナムです。

 

厚生労働省によると、2025年に国内で不足する介護職の数は、約38万人。外国人介護士の受け入れは、 人材不足解消を期待され、今後どんどん進んでいくことが予想されます。

 

実際、 私が働いてる職場でも、今年から受け入れることになりました。私はこれに対して良い面と悪い面があると考えています。

 

良い面についてですが、もちろん人材不足の解消です。これは間違いありません。日本に来日して介護の仕事をするということは、それなりの知識、覚悟を持ってくると思いますし、真剣に仕事を打ち込んでくれると思います。

 

また、外国人の考え方、価値観が身近に感じられて、 自分の視野が広がるのではないかと思っています。

 

一方悪い面ですが、利用者とのコミュニケーションに不安があります。もちろん日本語を勉強して来日すると思いますが、きめ細かいケアをするためには、正直厳しいのではないかと思います。

 

また介護という仕事は一人で行うものではありません。 チームで行うものです。そのため職員間の連携がうまくいかず、結果的に事故、利用者の不利益に繋がってしまうかなと思います。

 

 

介護に勉強は必要か?

 

勉強は、もちろん必要だと思います。

 

介護というのは、資格を取ることでスキルアップしていくため、机に向かって勉強し知識を増やすことが大切です。ただそれだけでは、知識だけが先走ってしまい、頭でっかちになりマニュアル通りに行うことしかできません。

 

利用者というのは、誰一人全く同じということはありません。同じ対応をすれば、みんな同じ反応をするかといえば、そうではありません。

 

そのため臨機応変さが、必要だと私は思います。様々な自分の引き出しが、必要だと思います。だからこそ色々な社会勉強が、介護士には必要であると思います。

 

はじめに書きましたが、介護はコミュニケーション能力が不可欠です。ではどうすればいいのか?アルバイトで接客業をすることも一つだと思いますし、様々な人達と会話をすることが重要です。

 

また実際に施設で、アルバイトまたは、ボランティアに参加することも一つだと思います。様々な経験をした上で、自分の引き出しを増やしていくことが、介護の現場では生きてくると思います。

 

是非、今のうちにたくさんの経験をしてくことが必ずやプラスに働くと私は思います。

 

 

ブログで、社会に飛び出していった教え子達から、頑張っている自分の仕事について紹介してもらい、それを中学生達にしっかり伝えれたら、塾ブログというツールの可能性も拡がるのではないかと考えました。

 

今回、その第1弾で、介護福祉士の玉置君が快く協力してくれて、素晴らしいメッセージとともに、介護福祉士について解りやすく紹介してくれました。玉置君、改めてありがとうとこの場を借りて伝えね。

 

それでは、今日はこの辺で失礼します。

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。