2018年度 京都ノ街ヲチャレンジ100kmウォーキング【清水寺編】
さて、昨日の続きです。龍馬の墓前に手を合わせた後、京都霊山護國神社から清水寺を目指します。
「清水の舞台から飛び降りる」のあのことわざがあまりにも有名な京都観光の大定番スポット。実は、小学生の修学旅行、そして20代の頃に来て以来、清水寺は30年ぶり。全てが新鮮に映ります。
1994年、世界遺産にも登録されている清水寺、1周回るのに1時間程度はかかりますが、今日はじっくり攻めていきます。
清水寺の正門である仁王門は,1467年応仁の乱の戦いによって消失してしまいましたが,16世紀初めに再建されています。幅が11メートル、奥行きが約5 m、 高さが14 M 。
私が好きなのは、仁王門の前に鎮座している二体の狛犬像。この狛犬、二体ともこれ口が開いてるんですよね 。普通の神社だったら、一方の狛犬が口を開いている阿形と呼ばれてるもので、もう一体は口を閉じて吽形と呼ばれています。でも、この狛犬達は、両方とも口を開いてるんです。なんでだろう?
西門の下に平成27年の12月に建立された祥雲青龍。初めて見ましたが、二体の龍は本当に迫力があります。
そして国内最大級の三重塔。高さが31 mあります。京都の街からよく見ることができるということから古くから京都のシンボルになっていますよね。
847年の平安時代に立てられ、現在の建物は、江戸時代の1632年に再建されたものだそうです。鮮やかな朱色が、映えて見えます。
手水鉢の台座の部分に「観音菩薩」と「フクロウらしき彫刻」があることから「梟の手水鉢」と呼ばれているそうです。台座の部分を撮影するのを忘れていました。残念。
さてここからは、断崖に立つ木造建築として有名な本堂の中に入ってきます。
堂内は、外陣、内陣、内々陣の三つに分かれ、外陣とその廻りの廊下を進んで拝観します。
本堂から張り出した部分を舞台といいますが、この舞台の高さは113メートル。これは、ビルの4階建てに相当するそうです。格子状に組まれた木材同士が支え合い、耐震性の高い構造を作り上げることを可能にしています。
舞台を支えてるのは床下に建てられた18本の柱で、樹齢400年以上の欅の木を使っているそうです。
しかし残念なことに、現在絶賛工事中なんですね。今後の工事の予定というのが、平成32年度、つまり2020年までこの状況が続くようですね。
断崖に立つこの素晴らしい木造建築が、今回見られないのは残念でしたが、それでも拝観する価値は充分あったと思います。
ひとしきり雨の中を歩きます。午後から降ったり止んだりの雨が、夕方のこの時間は、降り続け寒さが身にしみます。
雨が降りながら、夕陽が差し込んでなんとも美しい清水寺を拝むことができました。
しっかり防寒対策をしてきたのでよかったのですが、この辺りにくると疲れと空腹がピークに達しましたね。そこで、帰りにアノお店に立ち寄ります。そうです!梅山堂 第二営業所フフフ・・・・
チーズをベースにした具材を京都名物の湯葉で包み揚げた大人気の天ぷらを頂きました。一口食べると、熱々のチーズがとろっと口の中に出てきて、はふはふしながら美味しく頂きます。
雨で冷えた身体に、揚げたての天ぷらは、タマリマセン。そして、サクッとした湯葉の食感とぷりっぷりのお魚のジューシーさが溶け合って、もう絶妙な美味しさでした。
ビール片手に頂きたかったのですが、ここからホテルまで5kmをまだ歩かなければなりません。泣く泣く、ゆばチーズだけを頂きました!
湯豆腐やら山椒ちりめんやら足を止めてお店に行きたかったですね。こちらは、次回の機会に!
帰りは、産寧坂を通りながらフラフラになってホテルへと帰りました。
今回、京都駅から池田屋、八坂神社、円山公園、京都霊山護國神社、そして清水寺からホテルまで、合計14.4kmを歩きました。
京都ウォーキングの1回目は、2017年9月22日。伏見稲荷から東福寺、そして三十三間堂を経由して京都駅まで、全行程13.3km。
2回目は、2017年10月京都駅から金閣寺まではバスで行き、金閣寺から龍安寺、仁和寺を巡り、そして壬生寺を経由して、京都駅まで15.9kmを歩きました。
只今の合計13.3+15.9+14.4=43.6km
100km達成まで残り56.4km
それでは、今日のブログはこの辺で失礼します。
守田 智司
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